“様式美”の世界へ

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 先日、業界誌の知人に頼まれて某県のホール組合総会へ取材に行って来た。毎年5〜6月くらいには、業界関連の団体が一斉に総会を開くため、小規模の業界誌は人手が足りなくなることがあるってワケです。

 私は元々遊技業界誌記者なので、もちろんこのテの取材は何度もやったけど、サスガに今回は20年ぶりぐらいとあってちょっと緊張した。まぁでも会場に入ったら、一気に懐かしくなって業界誌記者になり切ったけど。知り合いの記者さんも沢山いて、みんな「違和感ない」と言ってたのも可笑しかった。

 で、総会っつーのは何をやるかというと、代表者(理事)の選出や収支報告、予算案質疑、スローガン採択などおカタい内容で、私が知る限り必ず地元のコーアン関係者が来賓で来て挨拶をしてから帰る、という流れになってて、やっぱり今も同じことをやっていた。

 というか、驚いたのは…20年ぐらい前とほとんど変わってない! 特にスローガンなんて「暴力団排除」「適正な納税」「業界の健全化」みたいな、化石のような言葉が今も使われていて、それってつまり未だに暴…とか脱…みたいなコトが、抜け切れてない状態…なんですよね?

 いやはや、この調子ならおそらくもう半永久的にスローガンの使い回しが続くんじゃないか、って思う。何というか、一種の“様式美”と化してしまって、誰もおかしいと思わないのかもしれない。

 ただ、コーアン関係者はだいぶ柔らかくなっていて、20年ほど前は「皆さんは、許可営業ですから!」みたいな、高圧的なセリフを平気で言ってたものの、今は「皆様のご協力をお願い致します」てな感じで低姿勢だった。それどころか、面白かったのは総会後に開かれた祝賀会の来賓で壇上に立ったコーアンの人が

「何やら、今『ルパン三世』がホールで大暴れしていると聞いております。私もファンの一人として、ケーサツ関係者として、ぜひ捕まえに参りたいと思っています」

 なーんて感じで、シャレた冗談まで言っててビックリ! まぁでも、サスガにホール関係者はコーアン相手だと「笑って…いいんだよ…な?」みたいな感じで、腫れ物に触るかのように引きつった笑い声を出してて、それも面白かった(笑)。

 そんなこんなで記事書くのは大変でしたが、久しぶりに面白い体験をしましたね。化石スローガンとかコーアンの方々の挙動も楽しかったし。まぁでも…いい加減本当に「健全化」はしてほしいですよね、そろそろ。
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