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「面白い」の仕組み

 よく、週刊誌なんかに芸能人の密会現場などがスクープされることがありますが、聞いた話だと発売日前に編集部から芸能事務所へ「●●さんが次の号に載りますから」みたいな“事前連絡”をするらしいんだけど。

 初期の、攻略法スクープを連発してた頃(創刊号〜95年ぐらいまで、かな)の「パチンコ必勝ガイド」でも、同じように攻略法が掲載される号の発売日前、よく編集長が該当メーカーに電話して「お宅の●●(機種名)、次に攻略法が載りますから」みたいな“事前連絡”をしていました。

 当時はメーカーもホールも敵なので、機種写真などは協力してくれるホールで撮影してたし(羽根モノメインだし、タイアップはおろかリーチや予告などもほとんどない時代だから、そんなに苦ではない)、発売前の誌面や内容についてアレコレ言われる筋合いも全くないのが当り前。一方、発売後クレームの電話などは「年中行事」だったらしく、末井さんがよく謝りに行ったりしてたみたいです(あんまり懲りてなかったと思うけど・笑)。

 ただ、クレームが来るといっても文句言われるのは大概「攻略法で台が撤去された」みたいなこと。文書く側も微妙な「せめぎ合い」みたいのを楽しんでるところがあって、本当の誹謗中傷みたいなことは書かないから、そういうクレームはほとんどなかったみたい。楽しむというのは例えば、変な役モノの台が出たら遠回しにおちょくったことを書いて、メーカー関係者とかが「…チクショウ、書かれた!」みたいに苦笑いするような、そういうせめぎ合いが一番面白いってことで、そうしたやり取りは同時に、読んでる側も楽しませることができたと思うんですよ。

 その根底にはやっぱりパチンコが「好き」っていう気持ちがあって、やり取りを繰返していくうちだんだんライターも読者はもちろん、敵のハズだったメーカーなどからも信頼されるようになっていき…例えば「神保が書くならしょうがない」みたいな、微妙な関係を構築して行けるようになるのです(まぁ理想や願望もちょっと入ってるけどね)。

 当時書いてた面々といえば、クッキリと分業制のようになってて、攻略法やゲージを研究する人たち(プロ兼業も多い)をはじめ、PCでロムを読んだりする解析人、お笑い系ネタページ担当(金角、銀角とか)、業界ネタやレトロ台などマニア担当(アタシ・笑)、データ取り専門職人(ショッカー。でも初期の頃はいなかった)…みたいに、その道を得意とするメンツが集まってた感じ。だから、今思えば必勝ガイドが一番面白くて売れてたのは当り前だったんでしょうね。

 まぁ、今はタイアップばっかのオリジナリティがない時代とも言えるワケで、例えば「台をおちょくる=コンテンツをおちょくる」ってことになっちゃうから、敵もメーカーだけじゃないってことで書きにくくなったともいえますが。それでも、愛情込めたメッセージとしてアタシらしい表現を使うことはヤメないでいるつもりです。それが、読んでる人も楽しませることだと思うのでね。
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神保美佳

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