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物悲しい秋

 10月に突入。今年もあと3ヶ月になってしまった。

 今日から色々と値上げなどもあるみたいで、昨日のうちにバターを買っておこうと思ってスーパーに行ったんだけど、既にモノ自体が全くなくて驚いた。今度はバター狂想曲なのか? まぁ、絶対ないと困るってモノじゃないけど。

 そんな、今日この頃。

 先月下旬、昔働いていた業界誌の編集長・Yさんが亡くなったと聞いた。20年と少し前、おそらくYさんと出会っていなければ今の自分はいなかっただろう。それほど、沢山のことを教わり大きな影響を受けた方だった。

 細かいことを書くときりがないけれど、とにかく「資料をきちんととっておき、丹念に文章を書いて行く」とか「自分の役割をよく考えて行動する」といったことを、言葉だけでなく自分の背中で教えてくれた。

 アタシはたまたま、業界誌を辞めてから商業雑誌に出たりチャラケたことなどをやっていたからロクでもない仕事と思われているかもしれないが、基本的な部分はかな~り地味にやって来たつもり。取材になるべく顔を出し、細かい資料をとっておき、それをちまちまコツコツまとめたものを書籍にすることもできた。

 そんな自分の仕事のベースにあるのは、間違いなくYさんから教わったこと(姿勢)だと思っている。

 Yさんは、盛大な葬式など一切行わなかった。勝手な推測だがご本人が望んでいたのだと思う。そういう奥ゆかしさも、Yさんらしいのだ。少々飛躍するが、吉村昭さんの「冬の鷹」に出て来る前野良沢のような方だったなぁ、などと、ふと思った。

 それゆえ、業界にとっても大きな財産を亡くしたのは間違いない。Yさんをよく知る人たちは、こぞって「業界の良心」などと形容していた。元々、日向の部分だけがギラギラ輝いている業界ゆえ、足下自体はいつも危ういものを感じさせるのだが、そこを支えて来た方がまた一人いなくなってしまったといえるだろう。

 アタシ自身も、もちろん何かこう、大きな支えがなくなってしまったような悲しく心細い状態が続いているのだけれど。

 今年は大震災という大きな衝撃があっただけでなく、それに付随した心理的な不安(余震や放射線関係)が続いていたり、個人的に訃報をいくつか聞いたり、何だか心の奥底が悲しい。加えて年齢的に更年期っぽかったり季節的なものもあったりするのかもしれないが、何とか気分を持ち上げてやっていくしかない。

 無理しない程度に、自分らしく、やっていくしかないんだよね。
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